トコトコ ウェブマガジン『物流・製造現場改善お役立ち情報』Vol.200
- 2011/01/20
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トコトコ ウェブマガジン『物流・製造現場改善お役立ち情報』Vol.200
発 行:株式会社トーコン 企画営業部
URL: https://www.tohkon.co.jp/ 電話:03-3766-6211
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こんにちは!株式会社トーコンの吉川竜海です!
昨日は大寒でしたが、その名のとおり日本列島は寒気に覆われています。
そして太平洋側では乾燥注意報も連続で発令されています。
その影響からか今月に入りインフルエンザが流行しており、
各地で注意報が警報に変わっています。
防寒対策をしっかりして、体調管理には気をつけましょう。
それでは、今週号も当メルマガをご覧下さい!
今号は、「改善事例 今日の実践ワンポイント!『梱包業務の考え方の改善』」です。
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■ 改善事例 今日の実践ワンポイント!「梱包業務の考え方の改善」
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本来、梱包とはある一定の作業手順が定められており、その基準に則って行われますが、
私たちのしている梱包は基準がとても単純です。
それは「いかに入荷時の荷姿に近くできるか」です。
入荷時の荷姿はその製品にとって一番良い状態で梱包されているケースが大半なので、
私達が梱包する時も、入荷時の荷姿にどれだけ近くできるかが大切になります。
立てて梱包されているものは立て、仕切りがあるものは仕切りを入れて等々、
逆を言えば入荷時の荷姿に近くすれば問題はない、と言うことです。
しかし、この梱包作業で大切で、且つ個人差が生じるのは、「センス」です。
いくら入荷時の荷姿に近づけるかとはいえ、
あまり過剰な梱包をすると出荷時に嵩張ります。
かと言って雑に梱包すると製品に傷がついてしまいます。
この板挟みを常に考えながら作業をしなければなりません。
また、いかに荷物の受け手が簡単に製品を取り出せるかも重要な要素になります。
まだ経験の浅い作業者が多い現段階では、細かい所まで指示は出せていないのが現状です。
しかし、人に指示されなければ出来ない程に複雑な梱包作業ではないので、
私はいつも最初に、「まずは思った通りに梱包してみて下さい」と言います。
「そんなの無責任だろっ!」と思われるのは当たり前だと思います。
しかしこちらも全てに対応できるわけではないので、「自分で最良の方法を導く」という、
言わば仕事の辛くも楽しくある部分を重視して指導にあたるようにしています。
私が始めた時には先輩からアドバイスを頂き、
その後は「以下に簡単に、且つ完璧に製品を梱包出来るか」を念頭に様々な経験をし、
ようやく今の私自身の梱包スタイルを完成させつつあります。
それを私だけでは終わらせず、今後現場の支柱になる方々には、
常に「考えながら仕事をする」する習慣を身につけて欲しいので、
敢えてシビアな手段をとっています。
ただ言われた事を眈々とこなすのなら人ではなくて機械でも出来ます。
人にしか出来ない「考え」が大事だと思うので、
今後もこの作業原理を浸透出来たらと思います。
事業運営部 川崎事業所 川村悠司
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■ あとがき
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今号で当メルマガが発行回数200回を数えました。これからも製造現場や物流現場から
出てきた改善案や現場からの意見等を少しでもお伝えできたらと考えております。
今後ともよろしくお願いいたします。(吉川竜海)
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発行責任者 吉川竜海(よしかわたつみ)
発 行 元 株式会社トーコン 企画営業部 https://www.tohkon.co.jp/
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